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洋楽R&B風に歌うには:ボーカルフライ(エッジボイス)を使った歌唱テクニック

      2017/04/30

ボイトレ情報

モダンな洋楽R&Bなんかで聴かれるクールな歌声、とても魅力的ですよね。
そんな声のニュアンスを得るためのコツの1つが、もしかするとこの「ボーカルフライ(エッジボイス)」かもしれません。

ボーカルフライ(エッジボイス)は、チェストボイスのさらに下にあたる声区で、声帯を緩めて短く使うことで発声されます。
ちなみに、このときにでる「プツプツ」といった感じの音が、なにか揚げ物を揚げるときの音に似ていることから「フライ」というらしいですね。詳しくは、以前の記事をご参照下さい。

決定版!ボーカルフライ(エッジボイス)の出し方、練習方法

歌の表現力と高音発声を同時に鍛える!ボーカルフライ(エッジボイス)の活用

さて、ニュアンスたっぷりの、表現力を感じる歌声になるために、ボーカルフライはどうやら使えるらしい、というのがニューヨークのボーカルコーチ、ジャスティン・ストーニーさんの見立てです。
今回はそのボーカルフライを使った、「フォールオフ」というテクニックを勉強していきます。これを使うと、どうやらモダンな洋楽っぽい、あのフレージングが出来上がるようです。

フォールオフでもっと歌の表現を豊かに

ボーカルフライをする理由の大概は、カッコいいからに他なりません。
今回の「フォールオフ」は、R&B、ポップス、ロック、カントリーといった特定のジャンル、スタイルにおいて、より「それらしく」聴こえるためのtipsとなります。

フォールオフとは、通常の歌唱中、ボーカルフライの音域に素早くスライドすることです。グレースノート(装飾音符)で表現されるようなものとのこと。ギターをやる人ならわかるかもですが、演奏中の開放弦のスライド、あれに近いのかもしれませんね。

今回の動画では、Sara Bareilles “Gravity”でデモンストレーションされています。フレーズの合間の区切りでフォールオフしているのがわかるでしょうか。フォールオフしたあと、次の音がフライから立ち上がるようになっていますね。これをいれることでフレーズにメリハリができ、ポップでクールなニュアンスがつきます

エクササイズとして提示されているのは、「way way way」で素早くフライに落とす練習です。最後のwayでフォールオフします。スケールを上下して様々な音域でできるよう練習しましょう。

まとめ

ボーカルフライのフォールオフと書くとアレですが、カラオケ採点にある、しゃくりに近いイメージかもしれません。

「しゃくり」のテクニックを具体的に言うと
音程を下から上にズリ上げる歌唱法です。音程を下から上にしゃくり上げるので「しゃくり」と言われます。
引用:http://www.ones-will.com/blog/vocal-lesson/16117/

とにかくモダンな洋楽を歌いたい、ということであれば、フレーズの入り、合間にフライを噛ませることを意識していきましょう。最初はちょっとカッコつけすぎかな?などと思い気恥ずかしいかもですが、慣れが大切です。

少しフェイク的なモノと合わせていくと、よりR&Bっぽさが高まる気がします。こちらも是非ご参照くださいね。

フェイク・アドリブ歌唱の練習法

僕はといえば、意識しすぎて普通の会話の声にボーカルフライが入り始めました…。あんまりやりすぎるのもちょっと滑稽かもしれません。事実、海外の女子の間で一時ボーカルフライを交えた話し方が流行したらしいですが、すげえバカにされてます。

うーん、やり過ぎは注意で!

ではまた。