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マッドな怒りのデスボイス!イェール・スクリームの発声法

      2017/04/29

ボイトレ情報

「歌で感情を表現」とはよく言ったものですが、われわれメタラーにとって、表現したい感情は大抵「怒り」なのであります。

今回は、Andrew Southworthさんのyell(怒鳴り声)スクリームの解説をみながら、怒りのメタル発声法を学んでいきます。

yell screamはどんな声

動画内0:30あたりで発声のデモンストレーションをしてくれています。

怒鳴り声(yell)なんですが、これにスクリームの感覚を加えるものです。

動画内の順番と前後しますが、Andrewさんは動画の後半、スクリームを次の3種類に分けて説明しています。

highスクリーム(fry scream?)

lowスクリーム(growl?)

midスクリーム(false chord?)

そして、4つめとして今回の怒鳴りスクリームを上げているのですが、厳密には
スクリームっぽく聞こえるraspyな歌声で、音程があるもの
、というようなことを言っています。

参考例として、Toolの「Eulogy」が挙げられています。普通の歌唱の中にアクセントとして使われている感じでしょうか。後半のロングトーンのスクリームなど、それっぽい感じです。

yell screamの練習方法

まず、スクリームせず、高い声で怒鳴る

一見微妙そうですが、スクリームをミックスしたとき、その効果が表れるそうです。

少しずつraspにしていく

「raspとはなんぞや?」という方は次のエントリーをご参照いただけるとよいかもしれません。

ロックなハスキーボイスの出し方(sing with rasp)

横隔膜を使って息をつよく吐き出す

発声としては、グロウルに近そうです。こちらもご参考にどうぞ

凶悪なデスボイスを発声する4つのステップ

まとめ

いかがだったでしょうか。

「怒鳴り声」というと一見簡単そうですが、発声としては通常の3種のスクリームの応用系のような感じがします。まずはフォルスコードスクリームから練習していくのが良さそうです。

喉を傷めないスクリームの出し方(false chord scream)

動画内ではToolが例示されていましたが、KornなどNu-Metal勢をやる上でハマりそうな音色ですね。「Loudpark」ではなく、「Ozzfest」が好き、という方は是非積極練習しましょう。

ではまた。