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ジェイムズ・ヘットフィールド(metallica)のような歌い方

      2017/04/29

ボイトレ情報

jameshetfield

世界で最も有名なヘヴィメタルバンド、メタリカ。ゴリゴリでヘヴィなリフでメタル界の新たな世界を切り開きバカ売れしたことは皆様のよく知るところです。

このバンドの魅力はそれはもう様々ですが、そのうちの一つにフロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドの歌声があるのではないかと思います。

野太いしゃがれ声で吐き捨てるように歌う歌い方はまさにロックで、憧れる方も多いのではないでしょうか?

今回はナッシュビルのメタルボーカリスト、Mike Schiiさんの解説を参考に、ジェイムズの歌い方を学んでいきたいと思います。

ジェイムズの歌い方

彼の歌声の特徴はなんといってもあのガナリ声です。ザラザラとした音色がヘヴィなバンドサウンドに馴染んでカッコいいですよね。

あの手の声質はどうやって出すのかがわかりにくく、とにかく無理やり叫んで喉を痛めてしまいがちです。

動画内では、タバコについて言及されています。酒灼け、タバコによって喉を痛めつけることであの声を得ようとする方法を取る方がいますが、これが間違いだとも言っていますね。

Schiiさん曰く、ジェイムズのあの歌声は、テクニックを磨くことによって再現可能である、とのことです。ちょうどギターとかピアノを練習するように、ああいった荒々しい声といえど、練習によって習得することができます。

ジェイムズ兄貴の「ガナリ」は仮声帯で

では、具体的にどんな技術が使われているのでしょうか。

Schiiさんによると、ジェイムズはフォールスコード(false chord,仮声帯)を使用してあの歪みの音色を得ているのではないか、とのことです。フォールスコード(仮声帯)については以前より度々扱っている通り、スクリームを発声する際に使用する器官で、独特の歪みの音色を得ることができます。

喉を傷めないスクリームの出し方(false chord scream)

フォールスコードを使用し歪みをもたせたまま、普通に歌うときのようにピッチをつけた状態の歌い方が、ジェイムズのあの歌声の極意、のようですね。

歪み声の感覚を簡単つかむ方法

動画の2:39弱からの説明です。まず最初のステップでは、咳き込みのような、重いため息で発声します。

次に、出しやすい音程で歪みを維持しつつ発声します。

そして、高音ピッチでも練習します。最初はなかなかできないかもしれませんが、練習していくうちにできてくるようです。これでジェイムズ声の基本は完成です!

まとめ

いかがだったでしょうか。
フォールスコード、ガナリ系の声にも使えるんですね。万能か。

以前、ガナリ声については扱ったことがありましたが、こちらでは「軟口蓋で歪ませる」的なことが説明されていました。

仮声帯か軟口蓋か、正直どっちというのはわからないのですが、感覚のつかみ方や出音の感じなどはいずれの動画でも似ているようなところがあるので、どちらも見比べてみるとよいかもしれません。

喉を傷めないがなり声の出し方

あとはとにかく男気を忘れず、いつもより少しだけタフガイになったつもりで歌うといい感じになる・・・気がします。


ではまた。