Rock Vocal Tips

海外ボイトレ情報ほかロック歌唱研究ブログ

Linkin Parkを歌いたい方必見!?高音ハスキーボイスの歌唱方法

      2017/04/29

ボイトレ情報

ギンギンした高音域での歪みボイスを出したいロック系男子・女子の皆様、こんばんは。

今回はすばらしい歪みボイスを持つYoutuber、Andrew Southworthさんの解説動画で勉強していきます。
高域でのRasp(ハスキー)声は、低域でのそれと大きく異なるわけではないですが、高音時のトーンの作り方については特徴があるようです。

では、いきましょう。

高音域での歪ませ方

例として、Linkin Parkの「Papercut」があげられています。

ラップスタイルとハイボーカルが入り混じる本曲ですが、今回参考にするのは、0:50前後からのチェスター・ベニントンのパートです。
「beneath my skin」という箇所が今回のテーマである「高音域での歪み声」になっています。

まず、Andrewさんはクリーントーンでこのパートを歌って例示してくれます。(見た目は厳ついですがキレイな声してます・・・)
このときに、鼻腔へしっかり響かせるようにしましょう。

歪ませる際のポイントは、「hazy rasp」を意識することだそうです。「hazy」とは「もやもやした」というような意味で、「hazy rasp」は、あえて訳すと「息漏れのあるハスキー声」というような感じでしょうか・・・?(ニッケルバックの声なんかがそれらしいです)

どの音程でも押し出さずに、それこそ「靄がかかった」ように「Rasp」の幕をつけるように歌います。そうすることでチェスター的かっこいい高音歪み声が得られるようです。

「ハスキー」と「スクリーム」の関係

ここでAndrewさんは少し異なる例として2例目をあげます。こちらもLinkin Parkの曲のようですが、ぼくはわかりません・・・。Linkinの「Faint」という曲のようです。匿名さん、ありがとうございました!

「Raspy」に叫ぶのと「Scream」は一体何が違うのでしょうか。実のところ、Andrewさんのいう「高音域のスクリーム」と同様のテクニックを使っています。
3:40に「Rasp」→「scream」と変化させているわかりやすい発声があります。つまり、実声があるか、ないかの違いで、歪みの構造自体は同じ(≒フォールスコード?)なんですね。

最後の例は、THREAT SIGNAL の「Through My Eyes」のサビです。


こちらも同様に、鼻腔へ響かせるクリーントーンに「hazy rasp」を加えるそうですね。

まとめ

クリーンでのハイトーンをまずはトライ

次に靄をかけるように歌声全体にひずみを加える

RaspとScreamは同じ技術を用いる

歪ませるのにより大量の息の支えが必要なため、高音域では歪みを少なくするのが一般的だとも。ガナリ立てて無理やり高い声を出す(≒ベルティング)のとは異なり、クリーントーンの上に「歪みをかぶせる」様なイメージの話をAndrewさんはしているように感じました。

エレキギターで考えるのならば、ちょうどディストーションペダルのようなものでしょうか。


BOSS Distortion DS-1

ですので、ヘッドボイスをトライし始めたばかりの人や、そもそも高音域をクリーントーンで歌えないという場合にはご無理なさらずに・・・。

ではまた。