Rock Vocal Tips

海外ボイトレ情報ほかロック歌唱研究ブログ

わたしの<歌>履歴書

      2017/04/29

ボーカルライフ

prof_vocal

毎度ボーカル系Tips集めに奔走しているぼくですが、「じゃあ一体お前はどんな練習をしているんだ(いたんだ)?」というご質問を頂くことも地味に増えてきました。そういえばこのブログ、自己紹介系のコンテンツが全然なかったんですね。

今回はボイストレーナーでもなければ歌い手でもないぼく個人の遍歴をサクッとまとめておくエントリとなります。
私的な語りも多くなりますが、何かのご参考になれば幸いです。

ぼくの歌唱能力について

多分、中の上くらいです。曲によっては中の下以下にもなりますし、ヘヴィメタル限定では上の下くらいにはなるかもしれません。偏差値54くらいですかね。以下にて歌った音源がございますので、もし気になるという方は是非聴いてみて下さいませ。

http://nana-music.com/users/1664492/

強みはハイトーンとがなり声、ビブラートもまあ得意な方です。声量も平均よりはあるかなあと思います。メジャーよりはマイナーのスケールがハマる、湿り気成分多めの声質です。なお、弱みはピッチ、リズム、ハモリです。はい、音楽的に死んでますね。

歌をはじめた頃の話

これは告白しておきたいんですが、こと「ハイトーン」という点では、ぼくは結構恵まれていました。元々、わりかし声が高かったんです。

昔から特別歌が好きだったというわけではなく、義務教育時代の歌の経験といえばせいぜいクラス合唱程度だったかなあ、と思います。前述の通り声が高かったので中学校の合唱では女の子に混じってアルトで歌わされていました。女子が少なかったんで、ソプラノにぶち込まれそうになったこともありました。まあこれは教員の趣味も多分にあったんじゃないかと思いますが。

ですので、友人とカラオケに行くようになったリ、ロックに目覚めバンドで歌うようになったときも、自然と高音系のシンガーの楽曲を下手なりに歌うようになります。

ボイトレとの出会いと挫折

とはいえ、「高い声がでる」といってもせいぜい頑張って張上げてD5位までなものでした。この音域までだと、メタルでよくあるあのシャウトができないわけです。

…まあ、こういうやつですね。こんなに上手には今もできませんけど。

さて、バンドでツェッペリンをやることになったとき、「やべえ出ないわコレ・・・」と焦りました。そこで初めて、ぼくは「ボイトレ」なるものについて調べ始めたんです。
とりあえず教本を一冊こなしてみるか、と思い、当時入手したのがこちら。


レッスンCD付 ボーカリストのための 高い声の出し方~ミックスボイス・ホイッスルボイスをマスター!!~

現在手元にないので詳細の説明はできないんですが、主に鼻腔の共鳴を強めるトレーニングが多かったように思います。ここで紹介されていた「ニェイニェイ」エクササイズは、当時のぼくには効果テキメンで、出せなかったE5~以上の音域を発声する足がかりになりました。

「お、これ凄いじゃん」ということで、毎日この鼻腔共鳴を強めるエクササイズを行い、バンドでも「歌上手くなったね」と評価を得られるようになりました。

しかしながら。どういうわけか、ある頃よりコンディションを崩し、凄く声が出辛くなりました。なんというか、音域というカタログスペックはそのままなんですが、どうも声が響かないというか、力がないというか、そんな感じで。

「これはマズイ」と思ったので、さらに鼻腔共鳴のトレーニングをがんばります。しかし改善されるどころかどんどん悪化していきました。とはいえ、他に策はなく。
後輩に「あれ、先輩劣化しました?」みたいにナチュラルに言われた時は大変悔しかったですね。なかなかに苦しい日々を送りました。

そんなことをしているうち、社会人となり、バンド活動を離れ、歌はたまにカラオケで歌う程度になり。ボイトレ的なこともいつしかやめてしまいました。

How to動画の発見とブログ開始後

それから大分年月が過ぎた昨年。「やっぱりもっと歌上手くなりたい」と唐突に思い立ち、Youtubeで動画をあさっていると、どうやら近年爆発的に歌のHowTo動画が増えていることに気付きました。しかも外人のめっちゃ上手い人の動画が。

「これは学びたい…」と思い、勉強を半ば義務化すべくこのブログもはじめました。現在、運営していく中で様々な気付きを得ています。「裏声」の重要性や、「仮声帯」の存在など、理論的な面の片鱗を垣間見ることができ、自身の声に取り入れていくことで少しずつですが成長している感があります。

また、インプット及びアウトプット用にtwitterアカウントの運用も並行して始めました。知識豊富なボイストレーニング界隈の方々や凄い声の持ち主の方々と交流させて頂き、これまた新たな発見が多いです。

nanaを知り、使い始めたのもそれから暫くしてからです。スマホひとつで簡単に録音ができ、他ユーザさんからの反響でその歌の出来を簡単に知ることができるので、歌唱練習用としてうってつけでした。凄く上手な方々もいて参考になりますし。ちょい恥ずかしいんですが、日々の練習用としても、是非お奨めしたいですね。

nana music(音楽投稿アプリ)が面白いよ

現在の練習について

「じゃあ結局、お前は最近毎日どんな練習をしているのか」というところなんですが、現在トレーニング的に毎日やっていることは正直あまりないです。とあるトレーナーの方に教えて頂いた、吸気の裏声をやっている位でしょうか。あとは色々な奇声を発している位です笑

ただまあ前述の活動から、多くの楽曲を練習できる、よい習慣が作れているのではと思います。
カラオケで一人歌うだけだとつい歌い慣れた曲ばかり歌ってしまうんですが、次々新しい曲を覚える負荷をかけていくことで、色々な気付きを得ることが最近は多いです。歌を覚えて歌う方が楽しいですしね。元も子もないですが笑

まとめ

とりあえず書いてみたんですが、あれ、あんまり練習してないじゃないんじゃ…?

…まあ前述の通り、ぼくは割とボイトレ初期で挫折した経験があり、固定したメニューを組むことに幾ばくかの抵抗感があるっていうのもありまして。いろんな声を日々少しずつ出して少しずつ成長させていこう、というのが現在の喉運用の方針な感じです。

また、真の歌めっちゃ上手い人になるべく、喉というフィジカル面だけでなく音楽面でのトレーニングも必要だなあとは感じています。これどうしようかなホント・・・。

ではまた。