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初心者が本当にコスパの良いアコギを選ぶ為のチェックリスト

      2017/04/29

ボーカルライフ

買い物って難しくないですか?…特に、よくわからないものを買おうとする場合は尚更そう感じます。
「はじめてギターを買う」というシーンはまさしくそういう感じで、よく事情がわからないままに楽器屋にいき、なんだかわけも分からず買ってしまって微妙に後悔しがちな気がします。

そんなわけでこれからギターを買おうと思っている皆さんに向けて、「ギター、このように選べばよいんじゃないかな」というご提案をしていきたいと思います。ご参考にしていただければ!
あ、今回はアコギ編ですので、そこはなにとぞ…。

まず、予算を決めよう

楽器屋さんに足を運ぶと、一見ほとんど同じように見えるギターが1万円から100万円くらいの値段幅でディスプレイされており、初めてきた人を困惑させます。・・・ギターの値段は値段幅が大きいので、それゆえに最初に予算の設定が重要です。

ちなみに、価格帯を分ける要素になっているのは、凄いざっくり次のような感じかと。


あとは工業製品かハンドメイドか、など色々ありますが、大きくは上記のあたりかなーと思います。

また、それを踏まえつつ、アコギを以下の4つの価格帯に大別してみます。

1.1万円〜4万円のギター

エントリーモデル。ヤマハ等有名メーカーから新興メーカー、楽器屋さんのプライベートブランドなど。
中国製が多い。ひどいハズレギターもあれば、すごくよい掘り出し物もあるとか。ボディーは材質は全て合板か、トップが単板のもの。

2.4万円〜10万円のギター

エントリーモデル+αの性能を持つもの。
トップ単板+合板が多いが、全て単板の高性能のものも。
日本製、アメリカ製のエントリーモデルか、中国製で材質が良いか。
Taylor、Seagullなどのエントリーモデルはこの価格帯。

3.10万円〜30万円のギター

各社の看板モデル。有名なMartin、Gibsonはこの値段から。特別な狙いがない限りは全て単板。

4.30万円〜のギター

職人のハンドメイド、状態の良いヴィンテージなど。こだわりの世界。

また、中古でみれば、状態の不安はあるものの、1ランク上のギターを安く入手できる可能性もありますね。

見ていただいた通り、10万円以上を持ち出せれば理想ですが、最初のギターで捻出できる予算を考えると、1または2が現実的なラインなのではないかと思います。そして、1または2となると、それ以上の価格帯のものに比べて何かが必ず劣りますので、「どの条件なら捨ててもよいか」を決める事が大切です。予算が青天井ですべてが手に入れば良いですが、なかなかそうもいきませんからね。

そして、条件を整理

さて、上記を踏まえてギターを買うとして。条件、定まりましたでしょうか?
・・・実は結構難しいのではないかと思います。なぜならば、「ギターのことを良く知らない初心者のハズなのに、譲れない条件を絞り込まなければならない」為です。個人的に、ギターを買う一番の難しさはここにあるかと思います。
なので、「ここを軸に考えてみると良いのでは」という条件を以下にまとめてみました。

音色にこだわらない

楽器にとって最も大切なのは「出音」だと思います。とはいえ、「どんなギターの音が好き?」といわれても、弾いてない人間からすれば「わからない」としか答えようがありません。ですので、この際「音色」に関して、最初の一本ではあまりこだわる必要がないのでは、というのが僕の提案です。
恐らく最初に手に取るであろう新品で10万以下のアコギは「合板」というスペックが劣ったギターのため、生楽器としての音色に大差はないと感じます。ですので、注力する点ではないかなぁと。

弾きやすい

「ギター弾けないのに弾きやすいかどうかわかるわけないだろ!上の奴と矛盾しているじゃないか!」というご指摘はもっともです。ただ、ギターの弾きやすさはある程度スペックから想像することができます。まずはギターを眺めてみましょう。

Freepikによるデザイン

このうち、弾きやすさに関係するのは、主にネックだと思います。
特に、弦とネックとの間の高さを弦高と呼びますが、 弦高は低い方が弦を押さえやすく、著名な「Fコードの壁」などで挫折しにくくなります。

初心者がギターを継続するうえで、とても重要な指標なんですね。楽器屋さんでは出来るなら定規を持参して測りたい位です。

ちゃんと音が鳴る

「売り物のギターで音が出ないとかあるわけ無いだろ…」と思っていた時期が私にもありました。勿論まったく音が鳴らないということはないんですが、ギターはその構造上鳴りにくいスポットが生じてしまう場合が実は結構あり、安ギターではハズレ率が高くなります。試奏できる場合は、まず全てのフレットで音が鳴るかどうか試してみるのが良いかと思いますね。
また、ネックの精度はチューニングの良し悪しにも直結します。猛者はチューナーを持ち込み一音一音チェックするそうなので、これも強いメンタルでこなせると買ってからの後悔は少なくなるでしょう。

見た目がかっこいい

やはり自分のフィーリングに合うかっけえギターを持っていたほうがテンション上がるし練習も捗ります。形や装飾、塗装の質感など、よくみてみると色々と違いがあります。この辺りは殆ど演奏性には関係ないので、好みで選ぶと良いです。画像でみるのと、実物を見てみるのとでは質感が結構違ったりするので、ネットで買う場合は注意しましょう。

ピックアップがあるか否か

アコギには電気的増幅を想定しない生ギターと、ピックアップと呼ばれる装置を使って音を大きくするエレアコと呼ばれるものがあります。家や公園、レコーディングなどで使う、というのであれば生のアコギで良いですが、バンドで演奏する、アンプを使って演奏したい場合はエレアコを選びましょう。また、ピックアップはかんたんに後付できるものもあるので、生ギター買ってあとからなんとかしたいと思っても大丈夫ですよ。

FISHMAN フィッシュマン NEO-D シングルコイル【並行輸入品】

まとめ

思ったより長くなってしまいました。
ちなみに上のことはぼく自身がはじめてアコギを買う際につらづら考えたことでもあります。そんで結局選んだギターはこちら↓


Taylor 110 NAT アコースティックギター フォークギター100シリーズ (テイラー)

使われている価格が割に高く微妙に思えますが、Taylorのギターは何よりネックが良いです。細くて握りやすく、弦高も低いので初めての一本にはうってつけでした。上の例でいえば演奏性を優先したわけですね!
あと、モデルチェンジで在庫処分の時期だったのか、実は上のamazonでの販売価格よりだいぶ安く入手しました。価格の変動が大きいのもギターの世界ではあるあるなので、そこの見極めがまた難しいところです。。。

再三書きますが、ぼくのギターの腕は万年初心者クラスなので、その辺を加味してご参考にしていただければ! 需要があれば、そのうち「安ギター番付」的なものも書きたいですね。

ではまた。