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「歌好き」は日本にどれくらいいるのか

      2017/04/29

思ったこと

このブログをご覧の皆さんなら、日々の隙を見ては声を出し、歌を歌いシャウトをキメていらっしゃることだろうと思います。まさしくぼくもそうなのですが、常に発声しているそのさまは家族や友人等からは相当に白い目で見られており。

そこでふと思いました。「ぼくと同じように歌うことが好きな人はどれくらいいるんだろう?」、そんなに白い目で見られるほど特殊な存在なんでしょうか・・・?

ちょっと調べてみましたがそれらしいデータが出てこないので、世に出ているデータを基に簡単に推計してみました。お納めください。

カラオケが好きな人の割合:5.7%

政府による「社会生活基本調査」のデータを使います。こちらは5年毎の調査なので、ちと古いですが最新の平成23年度(2011)のものを参照しています。

平成23年社会生活基本調査

こちらに「趣味・娯楽」という項目があり、そのうち歌に関係するものは、「コーラス・声楽」「カラオケ」の2項目。このうち、「カラオケ」がより一般的かと思いますので、今回は「趣味がカラオケ」の人口を「歌好き」のベースとして考えていこうと思います。

なお、歌が嫌いでも年に何日かはカラオケに行く場合もあると思うので、「月一回」以上の条件で抜き出しています。まあ、月1回カラオケ行ってれば、相当な歌好きにカウントされるんじゃないでしょうかね、うん。さて、その結果は以下のような感じ。

合算するとおよそ650万人、人口のおよそ5.7%に当たります。20人集まったら1人位いる感じでしょうか。多いのか少ないのか良くわかりませんが、会社の部署や学校のクラスや部活などで1人か2人いるくらい、と考えるとまあそんなもんかな、という感じですね。

また、年代としては学生が多い10代-20代、ついで引退世代の60代以上に集中しています。

歌は好きだけど、カラオケにはあまり行かない:3.2%

ところで、「カラオケが好きだが歌が嫌いな人」というのは多分ほぼいないんじゃないかと思いますが、「歌が好きだがカラオケ嫌いな人、またはあまり行かない人」は結構いるんじゃないかと思います。それこそ先のコーラスを嗜んでいる人やバンドや弾き語りで活動している人の中は、「カラオケにあんまり行かない」という人も少なくないのではないでしょうか。また、好きだけどお金がかかるから頻繁には行けない、というご意見も頂きましたね。

こちらは上記の統計からはわからないので、twitterでアンケートをとってみました(ご協力頂いた方、ありがとうございました!)。その結果がこちら。

母数も少ない匿名回答なのでアレですが、意外とカラオケに行かない方が多いなー、というのがわかりますね。
こちらの結果を使って、上記の「カラオケ好きの人口」をベースに、「歌が好きだがあまりカラオケ行かない人」の人数を推計してみます。

およそ650万人(カラオケに月1以上)÷ 64% × 36% = およそ365万人(3.2%)

歌が好きな人の割合:8.9%

以上2つを合算して「歌好き」の人数を推計します。

およそ650万人(月1カラオケに行く≒歌好き) + およそ365万人(カラオケにはあまり行かない歌好き) = およそ1015万人(8.9%)

・・・凄いざっくりしてますが、大体10人いたら1人くらいが歌好きだといえます。
そう考えると、結構歌好きな人って多い感じがしますが、どうでしょうか。体感ではもっともっと少ない感じもしますが、逆にいえばあなたの身近にまだまだ歌好きが潜んでいるのかも…?

まとめ

とまあガバガバ推計ですが、何かのご参考になれば・・・!
この10人に1人という規模感が、シンガーさんにとっては趣味を共有できる相手だったり、時には競争相手であったり。ボイストレーナーさんのような、歌好きに向けてビジネスをする方々にとっては潜在的な顧客の目安にはなるのかなーと。ぼくとしては10人に1人が皆シャウターになってくれれば心強いことこの上ないです。

ではまた。