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弾き語り初心者必見!ギターと歌を同時にやるための10のステップ

      2017/04/29

ボーカルライフ

ギターを持っていて、歌が好きなら一度はちゃんとやってみたいのが「弾き語り」

しかしながら、「ギター」と「歌」という別の事を同時にやらなければならないというのは、初心者にとっては大いなるハードルです。かくいうぼくも、弾き語りしようにも歌に集中しすぎてギターがヨレヨレになったり、逆にギターに気を取られ歌が歌えなかったりして、大いに挫折して幾年月がすぎました。とはいえ、やっぱりやってみたいという気持ちはあり。

そういうことで本日は、イギリスのシンガーソングライター、ジャスティンさんのギターと歌を同時にできるようにするためのプログラムを観て、弾き語りについて学んで参りたいなと思います。

ギターの弾き語りをするのに重要なこと

ジャスティンさんは前段で、プログラム全体に通底する重要な視点を幾つかお話しています。

まず、弾き語りに重要なのは、オートメーション、自動化だということです。次のコードを考えながら歌ったり、歌詞を考えながらギターを弾いたり…というのはやはり大変難しく、まだまだ弾き語るには準備不足の状態であるとおっしゃっています。

また、「歌とギターをそれぞれ別に練習して、のちに合せる」という考え方もまた大切です。闇雲に一緒にやろうとしても、やることが多くなかなか混乱してそれぞれ上達がおぼつきません。やることを切り分けて覚えることが近道のようです。また、このプロセスをやればやるほど、早く、簡単になるそうなので、数をこなす、という点も重要ですね。

歌とギターを同時に行うための10ステップ

2:20前後からです。

1.曲を沢山聴こう

弾き語りをはじめようという大概の人はまだ良く曲を覚えていないといいます。ヘッドフォンで集中して、最低10回は聴くようにしましょう。何かをしながらではなく、ホントに集中してギターと歌を聴こう、とのことです。

2.ギターパートを練習しよう

次にギターパートを練習します。この際、ギターのストロークは最低限のシンプルなものでよいので、コードの動き等を自動化していくことが大切だそうです。

3.会話しながら演奏する

友人や家族らと話しながら、ギターが弾けるか試してみましょう。いわく、違うことを考えながらギターを弾けるかのテストだそうです。別のことを考えながらできるか、というのは自動化の観点からとても重要ですね。

4.もっと曲を聞く

改めて曲を聴きます。今度は5から10回、ボーカルのみに集中して聴くようにします。歌い方のニュアンスや表現、メロディのレンジや動き方など、とにかく歌に集中するフェーズです。

5.歌詞を書き出す

歌詞を覚えるフェーズです。印刷をしたりするのではなく、耳で聴いたものをペンで書き出すようにすると、しっかり記憶に落とせるのだとか。

6.オリジナルと一緒に歌う

ピッチやフレージング、ブレスの箇所などをオリジナル曲から学びましょう。ボイスレコーダーなどで録音して聞き直すなどもこの段階で良いそうです。

7.コードが変わるシラブルを知る

シラブルとは以前「英語喉」のエントリーで扱ったように、単語の「文節」を表しますが、ジャスティンさんいわくコードの変わる箇所は単語の始まりではなく、途中のシラブルになっていることが多いそうです。 よく聴き、コードの変わり目を覚えていきましょう。

8.ミュートでギターを弾きながら歌う

ストロークを自動化して歌えるようにするのがこのフェーズです。ですのでギターはミュートしてストロークだけ行います。オリジナルに合わせ、足でリズムを刻みながら行うことも有用だそうです。この時、歌詞をつけながらが難しければ、ハミングで行い、その後歌詞をつけるようにします。歌詞が怪しい場合はステップ5を繰り返すと良いかもですね。

9.簡単なストロークに、コードを付けて歌う

ギターパートがシンプルであれば、歌詞の考える余裕も生まれます。この段階では、ギターパートは完全に自動化する必要があるそうです。最初は多少ギターを考えるかもしれませんが、可能な限り最小限にして、 歌、歌詞、メロディに集中できるようにしましょう。

10.実際のように演奏

たとえば、フィンガースタイルなど、これまでより複雑な演奏で行うなど、原曲同様のプレイを目指すのがこのフェーズです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

最終的な完成形をみるといかにも難しそうな弾き語りですが、やることを一つ一つ簡単なことに切り分けて 、段階を経て覚えていくようにすると自分でも出来そうな気がしてきますね。以前歌詞の覚え方に関するエントリーで扱った、人間の「記憶」に関する考え方とも通ずる感じです。

バンドで歌う際の歌詞の覚え方について真剣に考えてみた

そろそろ春が近づき暖かくなってくる気配が感じられてきました。せっかくですから皆様も公園やら何やらで弾き語りデビュー、いかがでしょうか。

ではまた。