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春から軽音部のボーカルになる人へ!気をつけるべき5つのポイント

      2017/04/29

ボーカルライフ

春、新たなことを始めやすい季節になりました。
本ブログをご覧の皆様の中には、今年はバンドで歌いたい、そんな野望を抱えているボーカル志望者の方もいらっしゃることでしょう。多分。

もしあなたが学生さんならば。「バンドで歌う」のにもっとも手っ取り早いのが、学校の軽音部・サークルに所属することかなぁと思います。

もう随分と昔ですが、ぼくも学生のころはそういった部活に身を寄せていました。個人的には、とても楽しい思い出で、歌好きの皆さんにも是非体験して頂きたいところです。

とはいえ、軽音部でのボーカルライフは結構独特の難しさがあり、今振り返ると「あ、これ知りたかったなぁ…」とか、「これはイメージと違ったなぁ」と思うことがいくつかあります。
そういう訳で本日は軽音部ボーカル志望者に向け「ここは注意」的なポイントを記していきたいと思います。

部に入るだけでは上達しない

運動部などであれば、「部全体での厳しい練習」みたいなものがあるでしょう。スキルを向上するための部全体のプログラムみたいなものですね。コーラスやオーケストラも同様だと思います。
一方、軽音の練習は基本バンドごとになります。部全体はおろか、パート毎に集まって練習…みたいなことは基本無いと思われます。それぞれバンドごとに違う曲を演るわけだから、全体で練習する意味ないですもんね。
ですので、部に所属しているだけではなかなか上達しません。「うまくなること」を目指すならば、一人での自発的な練習が必要なのです。

バンド練習の歌は孤独

バンド練習は基本「楽曲の完遂」を目的にまずはスタートします。
「曲のブレイクをどう合わせるか」「ソロは何回しやるのか」みたいな話を演奏陣で詰めていきます。
ボーカルの仕事は楽曲の進行にあまり影響がないため、ほかのパートと兼任していない場合、練習スタジオでは一人ポツンと蚊帳の外になりがちです。
自分で演奏しても良いし他の方法でも良いと思いますが、よく他のパートを聴き、理解していくことでもっともっとバンド演奏全体にかかわっていくことができますよ!

合宿は楽しめない

部活動の一大イベントである合宿。
花火あり、BBQありの青春の1ページを送る姿が容易に想像できます。軽音部では、合宿中ちょっと練習して、最終日にサークル内で発表する形式が一般的かと思います。
しかしながら。…そう、最終日に発表があるということは、ボーカルとしてはそこにコンディションを合わせていかねばならぬわけです。合宿中、お酒はあまり飲めず。声の維持のため、夜更かしもあまりしないほうがいいでしょう。もしかしたら花火なんかやる場合も、煙をできるだけ避けて…。とやっていると、合宿のお楽しみを大概逃してしまいます。他の部員たちがキャッキャしているのを尻目にひたすらブツブツ歌詞を覚えるのがあなたの合宿の1ページです、覚悟しましょう。

My new gear…できない

ギタリストが新しいギターやエフェクターを買ったり、ドラマーがスネアやペダルを買ったり。部活動が進むと他のバンドメンバーがどんどん新しい機材を導入してきます。

一方、そんなほかの部員達とは異なり、ボーカルの楽器はあなた自身の喉。交換できませんし、そうやすやすと音が変化したりするわけでもありません。

そんなわけで、つぎつぎ変化をつけていく他のパートの部員が羨ましく映ることもあるでしょう。まあ、羨ましがっても仕方ないので、ボイトレでもして、地道に喉の能力の向上を図るしかないですね…。

ネガティブなことをたくさん書きましたが

それでも歌好きにとって、カラオケ等では体験し得ない音圧の中で歌い表現するというのは、他になく楽しい体験でした。ハマるとなかなかやめられません。合唱やアカペラも良いですが、どうぞ軽音部もご検討下さいね。

みなさまの良きボーカルライフに、当サイトもお役に立てれば幸いです…。
ではまた。