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【新社会人の皆さんへ】歌やら音楽やらを辞めないでというお願い

   

思ったこと

今日から4月、新年度です。
明日を節目に、新たな一歩を踏み出すという方も多いのではないでしょうか。
特に多そうなのが、明日から社会人になるという「新社会人」の方々です。このブログを読んでくださる方は歌や楽器など何かしら音楽をやっている方が多いと思いますが、皆さんは明日から、音楽とどう付き合っていく予定でしょうか?

何だいきなり…って感じですよね。「何かしらやってくに決まってんだろ!」って憤りもありますでしょうか。

ぼくは社会人になってもう何年もになるのですが、たまに会う学生の頃一緒にバンドをやっていた友人らは、「もう辞めた、全く弾いてない」みたいなことをいっていて。 すごく寂しく思うことがあります。

なので、これまで歌や音楽をやってきた方々に、「ぜひ辞めないでほしい」ということを伝えるべく、本記事を記しました。

「歌・音楽」は年をとるごとに辞める人が多い

まずはこのチャートをご覧下さい。


平成28年社会生活基本調査より集計

年齢が上がるにつれて、音楽を演奏したり、歌ったりする比率は下がっていきます。しかも、再び有職率が下がる60代以降になっても、あまり上昇しません。

マクロ的にみると、「歌・音楽」は若者の趣味で、年を経ることにどんどん辞めていく人が多いものと考えられます。

「無趣味」の先にあるもの

さて、現代の日本では、仕事一筋で40数年勤め上げ退職したおじさん達に「やることがないこと」がわりと社会問題化しています。仕事がなくなってやることもできることもない方々が暇を持て余し、あっという間にボケてしまうのだとか。

ただ、定年退職者を取材した時に、私の問いに正面から答えてくれた人たちのなかには、「毎日やることがなくて困っている」、「一番自由な今が一番しんどい」、「家で居場所がない」、「暇になったのに焦る」、「嫌な上司もいないよりはマシ」などと語られることがある。なかには「このままの毎日が続くと思うと、自分の人生は何だったのかと思うときがある」とまで発言した人もいたのである。

「一人ぼっち」で過ごす定年退職者の哀愁、午前中の図書館、カフェ、ジム… | 定年後~60歳からの「黄金の15年」をどう生きるか | ダイヤモンド・オンライン

学生と社会人の最も大きな違いは、「時間」です。社会はぼくらの「時間」を全力で奪いに来ます。仕事かもしれませんし、家族ごとや何か他のことかもしれませんが、大事なものを見つけて段々と「音楽」から離れていきます。でも、それらが全て一段落した時、「何もない」となってしまうと、きっとすごく生きづらいと思います。

多分心の投資のようなアレ

これまであなたがやってきた歌や音楽は、多分貯金みたいなものです。
そのスキルがスペシャルであれば現実のお金に換金(≒プロになる等)できますし、たとえそうでなくても、「趣味」として楽しんだ経験、培ったスキル、一生懸命考えてきたこと…等は、きっと心の何処かの資産のようなものになるのではないかなぁと。お金が簡単に貯まるものでないのと同様に、「生きがい」だって積立がないとなかなか生まれてはこないように思います。その貯金がなかった結果が、上記のおじさんたちの「生き辛さ」ではないでしょうか。

まとめ

皆「歌・音楽」を年々辞めていく

「仕事」に専念した結果、「仕事」がなくなると「何もなくなる」

「趣味」を継続して「生きがい」を積み立てる

だから、明日から仕事が忙しくなるかもしれませんが、どうかこれまでやってきた歌や音楽のことは忘れないでほしいです。別に専門家でなくても、つまみ食いでもいいじゃんか。楽しみのために続けることは、多分「善く生きるため」に重要だと思うんです。

社畜たるぼくも歌だけはひっそり続けていきます。皆さんも是非楽しみは捨てないで下さいな…!
ではまた。